電気理論
直流回路
オームの法則
電流Iは電圧Vに比例し、抵抗にRに反比例する。これを数式で表すと次の式の(1)~(3)のようになる。
この電流I・電圧V・抵抗Rの関係を表した法則のことを「オームの法則」という。
直列接続
抵抗を直列接続した場合の関係式を見ていきます。
この場合以下の関係式が成り立ちます。
- V = V1 + V2
- V1 = IR1
- V2 = IR2
V = IR1 + IR2
V = I(R1 + R2)
になります。
R1 + R2
は合成抵抗になります。
直列接続の場合は流れる電流はR1、R2ともに等しくなります。
では、次の直流回路の直列接続を見ていきます。
- 10(A) x 5Ω = 50(V)(IR1)
- 10(A) x 5Ω = 50(V)(IR2)
- 50V + 50V =100V(V1 + V2)
並列接続
抵抗を並列接続した場合の関係式を見ていきます。
並列接続の場合は電圧は等しくなります。
電流IはI = I1 + I2
の関係になります。
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