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電気理論

単相三線式の中性線の断線

単相三線式の中性線が不平衡負荷の状態で断線すると片方の負荷に極度の過電圧が加わり焼損する恐れがあるため、単相3線式の中性線への過電流遮断器の施設は 原則禁止です。

中性線の断線も禁止です。
練習問題1

図のような単相3線式回路において、消費電力250(W)、1000(W)の2つの負荷はともに抵抗負荷である。
図中のx印点で断線した場合、ab間の電圧(V)は?
ただし、断線によって負荷の抵抗値は変化しないものとする。

単相三線式の中性線の断線

練習問題1の解説
以下のようになり、200Vの電圧がかかります。

単相三線式の中性線の断線

直列接続なので合成抵抗は
40Ω + 10Ω=50Ωになり流れる電流は
I = 200V/50Ωにより40A流れることになります。
従ってab間の電圧は40A x 40Ωにより160Vになります。

上記問題でも分かるように中性線を断線すると片方の負荷に過電圧が加わり焼損する恐れがあります。


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