電気理論
単相三線式(平衡負荷の場合)
単相三線式の平衡負荷の場合は中性線に流れる電流は0Aになります。
この場合は中性線での電圧降下もありません。
練習問題1
図のような単相三線式回路において、ab間の電圧(V)は?ただし、rは電線1線当りの抵抗とし、負荷の力率は100%とする。
練習問題1の解答
この回路の場合はab間20A、bc間20Aの電流が流れており中性線には電流が流れません。従って中性線には電圧もかからないので電圧降下も生じません。
従って、ab間の電圧は
105ー2Vの103Vになります。
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