電気理論
合成抵抗
合成抵抗とはいくつも繋がっている抵抗を一つにまとめることを言います。
合体させるという言いの方が分かりやすいかもしれません。
普通に2 + 3 = 5 になるようにいくつもの抵抗をまとめることが出来ます。
これを合成抵抗といいます。
直列接続の合成抵抗
直列接続の時は普通に抵抗を足すだけで、合成抵抗を求めることが出来ます。
4Ω + 2Ω + 3Ω=9Ωになります。
並列接続の合成抵抗
並列接続の場合はただ単純に足すだけでは求めることが出来ません。
この求め方を和分の積と言います。
しかし、この求め方は2つの並列接続にしかできません。
一番簡単な方法は和分の積を順に使う方法があります。
つまり、これは3つの並列接続ですが
この場合は、まず3Ωと6Ωを和分の積で求めます。
次にその2Ωと残りの2Ωを和分の積で求めます。
並列接続の公式で求める場合
公式でも求めることが出来ます。
従って上記3つの並列接続は以下の様に求めることが出来ます。
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