令和7年度下期
問題11
- 金属線ぴ工事に使用する金属製線ぴに関する記述として,正しいものは。
- イ.壁等に固定して絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く。)を収める。
- ロ.コンクリート床内に埋め込んで絶縁電線を収める。
- ハ.本体と導体とが一体となった材料で,照明器具等を直接取り付けて使用する。
- ニ.天井等につるし,ケーブルを並べて支持するのに用いる。
【解説】
まず正しいのはイです。
(ロ)ですが誤りです。
金属線ぴ工事ですが、コンクリートに埋め込みません。
コンクリートに埋め込むのは、CD管を用いた合成樹脂管工事ですね。
ハの説明はおそらくライディング工事です。
(二)ですが誤りです。
二の説明はおそらく金属ダクト工事です。
【答え・イ】
問題12
- 600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形の絶縁物の最高許容温度[℃]は。
- イ.60
- ロ.75
- ハ.90
- ニ.120
【解説】
この問題は知識問題として知っておかないといけません。
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形の絶縁物の最高許容温度は75℃です。
因みに
- 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形(VVR)・・・60℃
- 600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)・・・60℃
- 600Vビニル絶縁電線(IV)・・・・・・・・・・・・・60℃
- 600V二種ビニル絶縁電線(HIV)・・・・・・・・・・・75℃
- EM-EEF(600Vポリエチレン絶縁。エコマテリアル。)・・・75℃
- RB(600Vゴム絶縁電線。ラバーコットンブレイデッド。)・・75℃
- 600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)・・・90℃
- MI(無機絶縁ケーブル。ミネラルインシュレーテッド。)・・・250℃
因みに一番最高許容温度がMIは耐火配線用に使用されます。
【答え・ロ】
問題13
- ねじなし電線管の曲げ加工に使用する工具は。
- イ.トーチランプ
- ロ.ディスクグラインダ
- ハ.パイプレンチ
- ニ.パイプベンダ
【解説】
ねじなし電線管は金属管です。
金属=パイプ
となります。
つまり
ハのパイプレンチか二のパイプベンダのどちらかになります。
結論から言うと二のパイプベンダが金属管の曲げ加工に使用します。
ハのパオプレンチは金属管にカップリング等を付けるときに、管を回すために使用する工具です。
イのトーチランプは合成樹脂管の曲げに使用します。(合成樹脂管をトーチランプで炙って管を柔らかくして曲げる。)
ロのディスクグラインダよく金属管や金属板のバリを取ったり研磨したりするものです。
【答え・二】
問題14
- 必要に応じ,スターデルタ始動を行う電動機は。
- イ.一般用三相かご形誘導電動機
- ロ.三相巻線形誘導電動機
- ハ.直流分巻電動機
- ニ.単相誘導電動機
【解説】
これはイです。
スターデルタ始動を行う電動機 = 一般用三相かご形誘導電動機
と覚えておいてもいいです。
【答え・イ】
問題15
- 系統連系型の小出力太陽光発電設備において,使用される機器は。
- イ.調光器
- ロ.低圧進相コンデンサ
- ハ.自動点滅器
- ニ.パワーコンディショナ
【解説】
二のパワーコンディショナが正しいです。
イは照明の明るさを調整します。
ロは力率改善に使用します。
ハの自動点滅器は周囲の明るさを検知して照明器具を自動で切り替える装置です。
【答え・二】
問題16
- 写真に示す材料の名称は。
- イ.ユニバーサル
- ロ.ノーマルベンド
- ハ.ベンダ
- ニ.カップリング

【解説】
写真はロのノーマルベンドです。
【答え・ロ】
問題17
- 写真に示す器具の用途は。
- イ.照明器具の明るさを調整するのに用いる。
- ロ.人の接近による自動点滅器に用いる。
- ハ.蛍光灯の力率改善に用いる。
- ニ.周囲の明るさに応じて街路灯などを自動点滅させるのに用いる。

【解説】
写真の器具は、熱線式自動スイッチ(RAS)です。
【答え・ロ】
問題18
- 写真に示す工具の用途は。
- イ.電線の支線として用いる。
- ロ.太い電線を曲げてくせをつけるのに用いる。
- ハ.施工時の電線管の回転等すべり止めに用いる。
- ニ.架空線のたるみを調整するのに用いる。

【解説】
写真の器具は、張線器です。
シメラーとも言いい、架空線のたるみを調整します。
【答え・二】
問題19
- 低圧屋内配線工事で,600 Vビニル絶縁電線(軟銅線)をリングスリーブ用圧着工具とリングスリーブ(E形)を用いて終端接続を行った。接続する電線に適合するリングスリーブの種類と圧着マーク(刻印)の組合せで,不適切なものは。
- イ.直径 2.0 mm 3本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを中 にした。
- ロ.直径 1.6 mm 3本の接続に,小スリーブを使用して圧着マークを小 にした。
- ハ.直径 2.0 mm 2本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを中 にした。
- ニ.直径 1.6 mm 1本と直径 2.0 mm 2本の接続に,中スリーブを使用して圧着マークを中 にした。
【解説】
考え方としては
1.6mmを1点
2.0mmを2点として
- 2点・・・・・〇
- 3点と4点・・・小
- 5点と6点・・・・・・中
イですが2.0mmが3本なので2点x3=6点(中)
ロですが1.6mmが3本なので1点x3=3点(小)
ハですが2.0mmが2本なので2点x2=4点(小)
二ですが1.6mmが1本と2.0mmが2本なので1点+2点x2=5点(小)
になり
ハは本来は小です。
したがってハが誤りです。
【答え・ハ】
問題20
- 単相3線式100/200 Vの電力が供給されている2階建て木造住宅の低圧屋内配線工事として,不適切なものは。
- イ.乾燥した場所の天井ふところに,600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形を用いた,ケーブル工事を行った。
- ロ.乾燥した場所の点検口のある天井裏に,600Vビニル絶縁電線を合成樹脂製可とう電線管(CD管)に通線して,施工した。
- ハ.湿気の多い場所の床下に,硬質ポリ塩化ビニル電線管による合成樹脂管工事を行った。
- ニ.展開した場所で乾燥した場所の居間に,ライティングダクト工事を行った。
【解説】
誤っているのはロです。
正しくは
乾燥した場所の点検口のある天井裏に,600Vビニル絶縁電線を合成樹脂製可とう電線管(CD管を除く。)に通線して,施工した。
CD管(Combined Duct)とは、耐燃性のない合成樹脂製の可とう電線管のことを指します。原則コンクリート埋め込み専用です。
【答え・ロ】
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