令和7年度上期
問題11
- 金属管工事に使用される「ねじなしボックスコネクタ」に関する記述として,誤っているものは。
- イ.ボンド線を接続するための接地用の端子がある。
- ロ.ねじなし電線管と金属製アウトレットボックスを接続するのに用いる。
- ハ.ねじなし電線管との接続は止めネジを回して,ネジの頭部をねじ切らないように締め付ける。
- ニ.絶縁ブッシングを取り付けて使用する。
【解説】
これは知識問題として知っておかないといけません。
誤っているのはハです。
ねじなし電線管との接続は止めネジを回したあとにねじを切ります。
技能試験でも出題されると思います。
あとのイ・ロ・二は正しいです。
【答え・ハ】
問題12
- 許容電流から判断して,公称断面積1.25 mm2のゴムコード(絶縁物が天然ゴムの混合物)を使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は。
- イ.600 Wの電気炊飯器
- ロ.1 000 Wのオーブントースター
- ハ.1 500 Wの電気湯沸器
- ニ.2 000 Wの電気乾燥器
ただし,電熱器具の定格電圧は100 Vで,周囲温度は30 ℃以下とする
【解説】
まずゴムコードの許容電流を知っておかないといけません。
| 断面積 | 許容電流 | |
|---|---|---|
| 0.75mm2 | 7A | |
| 1.25mm2 | 12A | |
| 2.0mm2 | 17A |
です。
問題より断面積1.25mm2とあるので許容電流は12AまでOK!ということななります。
あとは定格電流が100Vなので
電力の公式
P=I V
で計算をしていきます。
P= I x V より
P=12 x 100 = 1200 W
になり使用できる最も消費電力の大きな電熱器具は
ロの1 000 Wのオーブントースター
になります。
ハと二は1200Wを超えているので使用できません。
【答え・ロ】
問題13
- 電気工事の種類と,その工事に使用する工具との組合せで,適切なものは。
- イ.合成樹脂管工事とリード型ねじ切り器
- ロ.ライティングダクト工事と合成樹脂管用カッタ
- ハ.金属管工事とパイプベンダ
- ニ.金属線ぴ工事とボルトクリッパ
【解説】
イは誤りです。
リード型ねじ切り器は金属管工事で使用します。(金属管のねじを切る。)
ロは誤りです。
合成樹脂管用カッタはそのまま合成樹脂管の切断に使いますのでライティングダクト工事には使いません。
ハが正しいです。
パイプベンダは金属管の曲げ加工に使用します。
従って正しいです。
二は誤りです。
ボルトクリッパは太い電線やワイヤの切断に使用します。
金属線ぴ工事には使用しません。
【答え・ハ】
問題14
- 極数6の一般用三相かご形誘導電動機を周波数50 Hzで使用するとき,最も近い回転速度[min-1]は。
- イ.500
- ロ.1000
- ハ.1500
- ニ.3000
【解説】
この問題は回転速度の公式を覚えておかないといけません。

【答え・ロ】
問題15
- 組み合わせて使用する機器で,その組合せとして,明らかに誤っているものは。
- イ.光電式自動点滅器 と 庭園灯
- ロ.零相変流器 と 漏電警報器
- ハ.ネオン変圧器 と メタルハライドランプ
- ニ.スターデルタ始動装置と 一般用低圧三相かご形誘導電動機
【解説】
イの記述は正しいです。
ロの記述は正しいです。
ハの記述が誤りです。
ネオン変圧器に使うのはネオン放電灯
このペアは覚えておきましょう。
【答え・ハ】
問題16
- 写真に示す材料の用途は。
- イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
- ロ.金属管と硬質ポリ塩化ビニル電線管とを接続するのに用いる。
- ハ.合成樹脂製可とう電線管相互を接続するのに用いる。
- ニ.合成樹脂製可とう電線管とCD管とを接続するのに用いる。

【解説】
写真の材料は、TSカップリングです。
VE管同士の接続に用いるものです。
従ってイの硬質ポリ塩化ビニル電線管相互を接続するのに用いる。
が正しいです。
ロはコンビネーションカップリングを使います。
ハはPF管用カップリングを使います。
二はコンビネーションカップリングを使用します。
【答え・イ】
問題17
- 写真に示す器具の名称は。
- イ.漏電警報器
- ロ.電磁開閉器
- ハ.配線用遮断器(電動機保護兼用)
- ニ.漏電遮断器

【解説】
写真に示す器具はハの配線用遮断器(電動機保護兼用)です。
そのまま覚えましょう。
【答え・ハ】
問題18
- 写真に示す工具の電気工事における用途は。
- イ.硬質ポリ塩化ビニル電線管の曲げ加工に用いる。
- ロ.金属管(鋼製電線管)の曲げ加工に用いる。
- ハ.合成樹脂製可とう電線管の曲げ加工に用いる。
- ニ.ライティングダクトの曲げ加工に用いる。

【解説】
イが正しいです。
写真はトーチランプです。
硬質ポリ塩化ビニル電線管とはいわゆる塩ビ管と言われています。
塩ビ管は熱に溶けやすいのでこれを利用してトーチランプで管を炙って柔らかくしてから曲げます。
【答え・イ】
問題19
- 単相100 V の屋内配線工事における絶縁電線相互の接続で,次のような箇所があった。
- イ.aのみ
- ロ.b及びc
- ハ.b及びd
- ニ.a,b及びd
a-dのうちから適切なものを全て選んだ組合せとして,正しいものは。
a:電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分に被覆した。
b:電線の引張強さが10%減少した。
c:電線の電気抵抗が5%増加した。
d:電線の電気抵抗を増加させなかった。
【解説】
これは知識問題として知っておかないといけません。
aの記述は正しいです。
bの記述は正しいです。
引張強度は、20%以上、減少させない。
となっていますので電線の引張強さが10%減少しても問題ありません。
cの記述は誤りです。
電線の電気抵抗を増加させない。
dの記述は正しいです。
【答え・二】
問題20
- 低圧屋内配線工事(臨時配線工事の場合を除く)で,600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルを用いたケーブル工事の施工方法として,適切なものは。
- イ.接触防護措置を施した場所で,造営材の側面に沿って垂直に取り付け,その支持点間の距離を8 mとした。
- ロ.金属製遮へい層のない電話用弱電流電線と共に同一の合成樹脂管に収めた。
- ハ.建物のコンクリート壁の中に直接埋設した。
- ニ.丸形ケーブルを,屈曲部の内側の半径をケーブル外径の8倍にして曲げた。
【解説】
イの記述は誤りです。
ケーブル工事で、接触防護措置を施した場所で垂直に取り付けの場合、支持点間の距離は、6m以下となっています。
従って8mでは不適切です。
ロは誤りです。
ケーブルは、ガス管、水道管、弱電流電線とは触れないように施設します。
従って同一の合成樹脂管に収めた。の部分が不適切です。
ハの記述は誤りです。
ケーブルのコンクリートへの直埋ですが、金属管に収めるなどの防護措置が必要です。
二の記述が正しいです。
ケーブルの屈曲半径は、ケーブル外径の6倍以上となっています。
従ってケーブル外径の8倍にして曲げた。
は適切です。
【答え・二】
Sponsored link





