過去問題ー計算問題以外の解説3
問題21
- 「電気用品安全法」における電気用品に関する記述として,誤っているものは。
- イ.電気用品の製造又は輸入の事業を行う者は,「電気用品安全法」に規定する義務を履行したときに,経済産業省令で定める方式による表示を付すことができる。

- ハ.電気用品の販売の事業を行う者は,経済産業大臣の承認を受けた場合等を除き,法令に定める表示のない電気用品を販売してはならない。
- ニ.電気工事士は,「電気用品安全法」に規定する表示の付されていない電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはならない。
【解説】
誤っているのはロです。
特定電気用品以外の電気用品のマークは以下になります。

【答え・ロ】
問題21-1
- 「電気用品安全法」における電気用品に関する記述として,誤っているものは。
- イ.電気用品の製造又は輸入の事業を行う者は,「電気用品安全法」に規定する義務を履行したときに,経済産業省令で定める方式による表示を付すことができる。
- ロ.特定電気用品は構造又は使用方法その他の使用状況からみて特に危険又は障害の発生するおそれが多い電気用品であって,政令で定めるものである。

- ニ.電気工事士は,「電気用品安全法」に規定する表示の付されていない電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはならない。
【解説】
まず誤っているのはハです。
特定電気用品のマークは以下になります。

覚えておく必要があります。
【答え・ハ】
問題22
- 一般用電気工作物に関する記述として,誤っているものは。
- イ.低圧で受電するものは,出力 60 kW の太陽電池発電設備を同一構内に施設すると,一般用電気工作物とならない。
- ロ.低圧で受電するものは,小出力発電設備を同一構内に施設すると,一般用電気工作物とならない。
- ハ.低圧で受電するものであっても,火薬類を製造する事業場など,設置する場所によっては一般用電気工作物とならない。
- ニ.高圧で受電するものは,受電電力の容量,需要場所の業種にかかわらず,一般用電気工作物とならない。
【解説】
イは正しい。
太陽電池発電設備は出力50kW以下なら一般用電気工作物となります。
ロが誤りです。
- 太陽電池発電設備は50kW以下
- 風力電池発電設備は20kW以下
- 水力電池発電設備は20kW以下
- 内燃力発電設備は10kW以下
- 燃料電池発電設備は10kW以下
ハは正しい記述です。
二は正しい記述です。
高圧で受電するものはとなっているので自家用電気工作物になります。
【答え・ロ】
問題22-1
- 一般用電気工作物に関する記述として,正しいものは。
- イ.低圧で受電するものは,出力 55 kW の太陽電池発電設備を同一構内に施設しても,一般用電気工作物となる。
- ロ.低圧で受電するものは,小出力発電設備を同一構内に施設しても,一般用電気工作物となる。
- ハ.高圧で受電するものであっても,需要場所の業種によっては,一般用電気工作物になる場合がある。
- ニ.高圧で受電するものは,受電電力の容量,需要場所の業種にかかわらず,すべて一般用電気工作物となる。
ただし,発電設備は電圧 600 V 以下とする。
【解説】
まず正しいものはロです。
あとの解答は誤りになります。
イですが出力 55 kW の太陽電池発電設備の部分が誤りです。
出力 55 kWは小出力発電装置になりません。
太陽電池発電設備は出力50kW未満で小出力発電装置になります。
ハと二ですがそもそも高圧で受電するものとなっているので一般用電気工作物になりません。
【答え・ロ】
問題23
- 金属管工事において使用されるリングレジューサの使用目的は。
- イ.両方とも回すことのできない金属管相互を接続するときに使用する。
- ロ.金属管相互を直角に接続するときに使用する。
- ハ.金属管の管端に取り付け,引き出す電線の被覆を保護するときに使用する。
- ニ.アウトレットボックスのノックアウト(打ち抜き穴)の径が,それに接続する金属管の外径より大きいときに使用する。
【解説】
リングレジューサの使用目的ですが、ボックスの管取付穴が管の径より大きいときに、径を合わせる材料です。
従って二が正しい。
イの両方とも回すことのできない金属管相互を接続するときに使用するのはユニオンカップリングです。
ロの金属管相互を直角に接続するときに使用するのはユニバーサル又はノーマルベンドだと思います。
ハの金属管の管端に取り付け,引き出す電線の被覆を保護するときに使用するのは絶縁ブッシングと思います。
【答え・二】
問題24
- 三相誘導電動機の始動において,全電圧始動(じか入れ始動)と比較して,スターデルタ始動の特徴として,正しいものは。
- イ.始動時間が短くなる。
- ロ.始動電流が小さくなる。
- ハ.始動トルクが大きくなる。
- ニ.始動時の巻線に加わる電圧が大きくなる。
【解説】
スターデルタ始動とは、始動時にはスター結線(Y結線)とし、回転速度が大きくなったらデルタ結線(Δ結線)に切り替える始動法です。
始動電流を、1/3倍に減らすことができます。
これは計算で求めることができますが2種電気工事士試験ではそこまで問われませんので結果のみ覚えておいてください。
【答え・ロ】
問題25
- 力率の最も良い電気機械器具は。
- イ.電気トースター
- ロ.電気洗濯機
- ハ.電気冷蔵庫
- ニ.電球形 LED ランプ(制御装置内蔵形)
【解説】
最も力率が良いのは電気トースターです。
これは知識問題として知っておかないといけません。
基本的にコンデンサやコイルがあると、電流と電圧の位相がずれて、力率が下がる傾向にあります。
【答え・イ】
問題26
- 600V ビニル絶縁ビニルシースケーブル平形1.6 mm を使用した低圧屋内配線工事で,絶縁電線相互の終端接続部分の絶縁処理として,不適切なものは。
- イ.リングスリーブ(E 形)により接続し,接続部分をビニルテープで半幅以上重ねて 3 回(6 層)巻いた。
- ロ.リングスリーブ(E 形)により接続し,接続部分を黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ(厚さ約 0.5 mm)で半幅以上重ねて 3 回(6 層)巻いた。
- ハ.リングスリーブ(E 形)により接続し,接続部分を自己融着性絶縁テープ(厚さ約 0.5 mm)で半幅以上重ねて 1 回(2 層)巻いた。
- ニ.差込形コネクタにより接続し,接続部分をビニルテープで巻かなかった。
ただし,ビニルテープは JIS に定める厚さ約0.2 mm の電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープとする。
【解説】
不適切なのはハです。
ハですが、自己融着性絶縁テープ(厚さ約 0.5 mm)での絶縁処理は半幅以上重ねて1回以上(2層以上)巻き、保護テープを半幅以上重ねて1回以上巻く。
が正しいです。
イ、ロ、二は正しい記述です。
イのビニルテープでの絶縁処理は半幅以上重ねて2回以上(4層以上)巻く。
ロの黒色粘着性ポリエチレン絶縁テープ(厚さ約 0.5 mm)での絶縁処理ですは半幅以上重ねて1回以上(2層以上)巻く。
二の差込形コネクタによる接続は絶縁テープを巻く必要はありません。
【答え・ハ】
問題27
- 次表は使用電圧 100 V の屋内配線の施設場所による工事の種類を示す表である。表中の a~f のうち,「施設できない工事」を全て選んだ組合せとして,正しいものは。
- イ.b
- ロ.b,f
- ハ.e
- ニ.e,f

【解説】
下の表で確認すれば分かると思います。

ケーブル工事、金属管工事、金属可とう電線管工事(2種)、合成樹脂管工事(CD管を除く)はすべての場所で工事可能です。
従って問題の合成樹脂管工事(CD管を除く)はどこでも工事ができます。
従ってcとdは施設できない工事から外れます。
次に平形保護層工事ですが工事ができるのは点検ができる隠ぺい場所の乾燥した場所です。
従ってfは工事ができるのでfも4外れます。
eは施設できない場所になります。
次に金属線ぴ工事は展開した場所の乾燥した場所と点検できる隠ぺい場所で乾燥した場所に工事ができます。
従ってaとbも工事が可能になり結局施設することができない工事はeのみになります。
答えはハになります。
【答え・ハ】
問題27-1
- 次表は使用電圧100Vの屋内配線の施設場所による工事の種類を示す表である。
- イ.a
- ロ.b,f
- ハ.e
- ニ.e,f
表中のa~fのうち,「施設できない工事」を全て選んだ組合せとして,正しいものは。

【解説】
下の表で確認すれば分かると思います。

ケーブル工事、金属管工事、金属可とう電線管工事(2種)、合成樹脂管工事(CD管を除く)はすべての場所で工事可能です。
従って金属管工事のcとdは工事が可能です。
金属線ぴ工事ですが、乾燥した場所で展開した場所か、乾燥した場所で点検できる隠ぺい箇所に工事可能です。
従ってaは工事可能になります。
bは湿気の多い場所なので工事はできません。
同じく金属ダクト工事ですが乾燥した場所で展開した場所か、乾燥した場所で点検できる隠ぺい箇所に工事可能です。
eは、乾燥した場所で点検できる隠ぺい箇所に該当するので、工事可能になります。
今回の問題では施設できない工事を選ぶ問題なので
bとfが工事できませんのでロが正解になります。
【答え・ロ】
問題28
- 単相 3 線式 100/200 V 屋内配線の住宅用分電盤の工事を施工した。不適切なものは。
- イ.ルームエアコン(単相 200 V)の分岐回路に 2 極 2 素子の配線用遮断器を取り付けた。
- ロ.電熱器(単相 100 V)の分岐回路に 2 極 2 素子の配線用遮断器を取り付けた。
- ハ.主開閉器の中性極に銅バーを取り付けた。
- ニ.電灯専用(単相 100 V)の分岐回路に 2 極 1 素子の配線用遮断器を取り付け,素子のある極に中性線を結線した。
【解説】
誤っているのは二です。
単相3線式配線では、中性線に過電流遮断器をつなぐことは、原則として、禁止です。
イですが単相200V回路に2P2E(2 極 2 素子)を取り付けても問題ありません。
ロですが単相3線式100/200Vの100Vの電路には、2P1E(2極1素子)と2P2E(2極2素子)の両方が使えます。
従って正しい記述です。
ハですが主開閉器の中性極に銅バーを取り付けても問題ありません。
従って正しいです。
【答え・二】
問題29
- ネオン式検電器を使用する目的は。
- イ.ネオン放電灯の照度を測定する。
- ロ.ネオン管灯回路の導通を調べる。
- ハ.電路の漏れ電流を測定する。
- ニ.電路の充電の有無を確認する。
【解説】
ネオン式検電器ですが、充電の有無を確認する測定器です。
この問題は検電器とあるので即答してほしい問題です。
【答え・ニ】
問題30
- 絶縁抵抗測定が困難なので,単相 100/200 Vの分電盤の各分岐回路に対し,使用電圧が加わった状態で,クランプ形漏れ電流計を用いて,漏えい電流を測定した。その測定結果は,使用電圧 100 V の A 回路は 0.5 mA,使用電圧 200 Vの B 回路は 1.5 mA,使用電圧 100 V の C 回路は 3 mA であった。絶縁性能が「電気設備の技術基準の解釈」に適合している回路は。
- イ.すべて適合している。
- ロ.A 回路と B 回路が適合している。
- ハ.A 回路のみが適合している。
- ニ.すべて適合していない。
【解説】
クランプ形電流計で漏れ電流を求める問題です。
漏れ電流の基準は、低圧電路の漏洩電流は、1mA以下に保つことです。
A回路は使用電圧100Vで0.5mA
B回路は使用電圧200Vで1.5mA
C回路は使用電圧100Vで3mA
となっておりA回路のみ基準に満たしています。
従って正解はハになります。
【答え・ハ】
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