令和5年過去問題ー計算問題以外の解説1
問題51
- 漏れ電流計(クランプ形)に関する記述として,誤っているものは。
- イ.漏れ電流計(クランプ形)の方が一般的な負荷電流測定用のクランプ形電流計より感度が低い。
- ロ.接地線を開放することなく,漏れ電流が測定できる。
- ハ.漏れ電流専用のものとレンジ切換えで負荷電流も測定できるものもある。
- ニ.漏れ電流計には増幅回路が内蔵され,[mA]単位で測定できる。
【解説】
イが誤りです。
漏れ電流計(クランプ形)の方が一般的な負荷電流測定用のクランプ形電流計より感度が高い。
ロ、ハ、二は正しい記述です。
そのまま覚えるしかありません。
【答え・イ】
問題52
- アナログ計器とディジタル計器の特徴に関する記述として,誤っているものは。
- イ.アナログ計器は永久磁石可動コイル形計器のように,電磁力等で指針を動かし,振れ角でスケールから値を読み取る。
- ロ.ディジタル計器は測定入力端子に加えられた交流電圧などのアナログ波形を入力変換回路で直流電圧に変換し,次にA-D変換回路に送り,直流電圧の大きさに応じたディジタル量に変換し,測定値が表示される。
- ハ.電圧測定では,アナログ計器は入力抵抗が高いので被測定回路に影響を与えにくいが,ディジタル計器は入力抵抗が低いので被測定回路に影響を与えやすい。
- ニ.アナログ計器は変化の度合いを読み取りやすく,測定量を直感的に判断できる利点を持つが,読み取り誤差を生じやすい。
【解説】
イの記述はそのままなのでそのまま覚えましょう。
ロの記述はそのままなのでそのまま覚えましょう。
ハの記述は誤りです。
ディジタル計器のほうが入力抵抗が高いです。
二の記述はそのままなのでそのまま覚えましょう。
【答え・】
問題53
- クランプ形電流計に関する記述として,誤っているものは。
- イ.クランプ形電流計を使用すると通電状態のまま電流を測定できる。
- ロ.クランプ形電流計は交流専用のみであり,直流を測定できるものはない。
- ハ.クランプ部の形状や大きさにより,測定できる電線の太さや最大電流に制限がある。
- ニ.クランプ形電流計にはアナログ式とディジタル式がある。
【解説】
イの記述はそのまま正しいです。
ロが誤りです。
クランプ形電流計ですが、直流も交流も測定可能です。
ハと二もそのまま覚えましょう。
【答え・ロ】
問題54
- 「電気工事士法」において,第二種電気工事士であっても従事できない作業は。
- イ.一般用電気工作物の配線器具に電線を接続する作業
- ロ.一般用電気工作物に接地線を取り付ける作業
- ハ.自家用電気工作物(最大電力500kW未満の需要設備)の地中電線用の管を設置する作業
- ニ.自家用電気工作物(最大電力500kW未満の需要設備)の低圧部分の電線相互を接続する作業
【解説】
まず、,第二種電気工事士で従事できないのは自家用電気工作物なので答えはハと二に絞られます。
ハの地中電線用の管を設置する作業は軽妙な作業になります。
従って
第二種電気工事士でも従事できない作業は二になります。
【答え・ニ】
問題55
- 次の記述は,電気工作物の保安に関する法令について記述したものである。誤っているものは。
- イ.「電気工事士法」は,電気工事の作業に従事する者の資格及び権利を定め,もって電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与することを目的としている。
- ロ.「電気事業法」において,一般用電気工作物の範囲が定義されている。
- ハ.「電気用品安全法」では,電気工事士は適切な表示が付されているものでなければ電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはならないと定めている。
- ニ.「電気設備に関する技術基準を定める省令」において,電気設備は感電,火災その他人体に危害を及ぼし,又は物件に損傷を与えるおそれがないよう施設しなければならないと定めている。
【解説】
イが誤りです。
「電気工事士法」は,電気工事の作業に従事する者の資格及び義務を定め,もって電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与することを目的としている。
権利ではなくて義務ですね。
ロ、ハ、二は正しい記述です。そのまま覚えましょう。
【答え・イ】
問題56
- 「電気工事士法」において,一般用電気工作物の工事又は作業で電気工事士でなければ従事できないものは。
- イ.電圧600 V以下で使用する電動機の端子にキャブタイヤケーブルをねじ止めする。
- ロ.火災感知器に使用する小型変圧器(二次電圧が36 V以下)二次側の配線をする。
- ハ.電線を支持する柱を設置する。
- ニ.配電盤を造営材に取り付ける。
【解説】
電気工事士でなければ従事できないものを選ぶ問題なので言い換えればイ・ロ・ハ・二のうち3つは軽妙な作業になります。
では、順に見ていきます。
イですが軽妙な作業に該当します。
ロの小型変圧器の二次側配線は、軽微な作業に該当します。
ハの電線を支持する柱を設置する作業は軽妙な作業に該当します。
二が電気工事士の免状を持っていないと作業ができません。
この問題はどの作業が軽妙な作業になるかは覚えておかないといけません。
【答え・】
問題57
- 「電気用品安全法」の適用を受ける電気用品に関する記述として,誤っているものは。


- ハ.<PS>Eの記号は,電気用品のうち輸入した「特定電気用品以外の電気用品」を示す。
- ニ.電気工事士は,「電気用品安全法」に定められた所定の表示が付されているものでなければ,電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはならない。
【解説】
イは正しいです。そのまま覚えましょう。
ロも正しいです。
イとロの記号はペアで一緒に覚えて置きましょう。
ハの記述が誤りです。
<PS>Eは特定電気用品を示します。
二ですが正しい記述です。そのまま覚えましょう。
【答え・ハ】
問題58
- 「電気用品安全法」における電気用品に関する記述として,誤っているものは。
- イ.電気用品の製造又は輸入の事業を行う者は,「電気用品安全法」に規定する義務を履行したときに,経済産業省令で定める方式による表示を付すことができる。

- ハ.電気用品の販売の事業を行う者は,経済産業大臣の承認を受けた場合等を除き,法令に定める表示のない電気用品を販売してはならない。
- ニ.電気工事士は,「電気用品安全法」に規定する表示の付されていない電気用品を電気工作物の設置又は変更の工事に使用してはならない。
【解説】
まず誤っているのはロです。
問題57の類似問題なので一緒に確認しておいてください。
このマークは特定電気用品以外の電気用品です。
あとのイ・ハ・二は正しい記述ですので覚えておきましょう。
【答え・ロ】
問題59
- 「電気用品安全法」の適用を受ける次の電気用品のうち,特定電気用品は。
- イ.定格電流20 Aの漏電遮断器
- ロ.消費電力30 Wの換気扇
- ハ.外径19 mmの金属製電線管
- ニ.消費電力40 Wの蛍光ランプ
【解説】
この問題も覚えるしかないのですが特定電気用品はイの定格電流20 Aの漏電遮断器です。
特定とついているのでこの中で一番重要度を考えるとイかなって感じになります。
ロ、ハ、二は特定電気用品以外の電気用品になります。
【答え・イ】
問題60
- 「電気設備に関する技術基準を定める省令」における電路の保護対策について記述したものである。次の空欄A及びBの組合せとして,正しいものは。
- イ.(A)必要な箇所 (B)地絡
- ロ.(A)すべての分岐回路 (B)過電流
- ハ.(A)必要な箇所 (B)過電流
- ニ.(A)すべての分岐回路 (B)地絡
電路の[ A ]には,過電流による過熱焼損から電線及び電気機械器具を保護し,かつ,火災の発生を防止できるよう,過電流遮断器を施設しなければならない。 また,電路には,[ B ]が生じた場合に,電線若しくは電気機械器具の損傷,感電又は火災のおそれがないよう,[ B ]遮断器の施設その他の適切な措置を講じなければならない。ただし,電気機械器具を乾燥した場所に施設する等[ B ]による危険のおそれがない場合は,この限りでない
【解説】
この問題は第二種電気工事士試験の範囲を超えているので難しいです。
解けなくても仕方ないと思います。
(A)は必要な箇所で(B)は地絡です。
試験で同じ問題が出たらこう答えましょう。
【答え・】
問題61
- 「電気設備に関する技術基準を定める省令」における電圧の低圧区分の組合せで,正しいものは。
- イ.直流にあっては600 V以下,交流にあっては600 V以下のもの
- ロ.直流にあっては750 V以下,交流にあっては600 V以下のもの
- ハ.直流にあっては600 V以下,交流にあっては750 V以下のもの
- ニ.直流にあっては750 V以下,交流にあっては750 V以下のもの
【解説】
直流は750V以下で交流は600V以下です。
従って正しいのはロです。
【答え・ロ】
Sponsored link






