令和5年過去問題ー計算問題以外の解説1
問題41
- 低圧検電器に関する記述として,誤っているものは。
- イ.低圧検電器では,接触式と非接触式のものがある。
- ロ.音響発光式には電池が必要であるが,ネオン式には不要である。
- ハ.使用電圧100Vのコンセントの接地側極では検知するが,非接地側極では検知しない。
- ニ.電路の充電の有無を確認するには,当該電路の全ての電線について検電することが必要である。
【解説】
イの記述は正しいです。
ロの記述は正しいです。
ハの記述は誤りです。
つまり非接地側(黒線)で検知し、接地側(白線)では検知しません。
二の記述は正しいです。
【答え・ハ】
問題42
- アナログ式回路計電池内蔵の回路抵抗測定に関する記述として,誤っているものは。
- イ.測定レンジをOFFにして,指針が電圧表示の零の位置と一致しているか確認する。
- ロ.抵抗測定レンジに切り換える。被測定物の概略値が想定される場合は,測定レンジの倍率を適正なものにする。
- ハ.赤と黒の測定端子テストリードを短絡し,指針が0Ωになるよう調整する。
- ニ.被測定物に,赤と黒の測定端子テストリードを接続し,その時の指示値を読む。なお,測定レンジに倍率表示がある場合は,読んだ指示値を倍率で割って測定値とする。
【解説】
イは正しい記述です。そのまま覚えましょう。
ロはその通りです。正しいです。
ハは難しいですが正しい記述です。
これは短絡テストを行っています。
短絡していたら針は0Ωになります。
二が誤りです。
正しくは測定レンジに倍率表示がある場合は,読んだ指示値を倍率で乗じて測定値とする。
割ってはいけません。
【答え・二】
問題43
- 低圧屋内配線の電路と大地間の絶縁抵抗を測定した。「電気設備に関する技術基準を定める省令」に適合していないものは。
- イ.単相3線式100/200 Vの使用電圧200 V空調回路の絶縁抵抗を測定したところ0.16 MΩであった。
- ロ.三相3線式の使用電圧200 V対地電圧200 V電動機回路の絶縁抵抗を測定したところ0.18 MΩであった。
- ハ.単相2線式の使用電圧100 V屋外庭園灯回路の絶縁抵抗を測定したところ0.12 MΩであった。
- ニ.単相2線式の使用電圧100 V屋内配線の絶縁抵抗を,分電盤で各回路を一括して測定したところ,1.5 MΩであったので個別分岐回路の測定を省略した。
【解説】
下記表は暗記する必要があります。


単相3線式100/200 Vの使用電圧200 Vとあるので、
300V以下→対地電圧150V以下に該当するので、絶縁抵抗値は、0.1MΩ以上となります。
イの0.16MΩは適合しています。
ロですが誤りです。
三相3線式の使用電圧200 V対地電圧200 Vとあります。
300V以下→その他の場合に該当し、絶縁抵抗値は、0.2MΩ以上となります。
従ってロの0.18MΩは不適合になります。
ハですが正しい記述になります。
単相2線式の使用電圧100 Vとあるので
300V以下→対地電圧150V以下に該当するので、絶縁抵抗値は、0.1MΩ以上となります。
ハの0.12MΩは適合しています。
二ですが正しい記述です。
この場合は省略できます。
【答え・ロ】
問題44
- 図のような単相 3 線式回路で,開閉器を閉じて機器Aの両端の電圧を測定したところ150 V を示した。この原因として,考えられるものは。
- イ.機器Aの内部で断線している。
- ロ.a 線が断線している。
- ハ.b 線が断線している。
- ニ.中性線が断線している。

【解説】
まず、中性線が断線すると、a線とb線の間に、200Vの電圧が掛かります。
それを機器Aと機器Bに分圧してやる考え方です。
まずイですが機器Aの内部で断線している場合は電圧はかからないです。
ロもa線が断線している場合は電圧はかからないです。
ハの場合はb線が断線すると、機器Bには電気が流れなくなり、機器Aに、すべての電圧200Vがかかります。
従ってイ・ロ・ハはともに誤りです。
正解は二になります。
【答え・ニ】
問題45
- 使用電圧が低圧の電路において,絶縁抵抗測定が困難であったため,使用電圧が加わった状態で漏えい電流により絶縁性能を確認した。「電気設備の技術基準の解釈」に定める,
絶縁性能を有していると判断できる漏えい電流の最大値[mA]は。
- イ.0.1
- ロ.0.2
- ハ.1
- ニ.2
【解説】
この問題はそのまま覚えるしかありません。
漏えい電流の最大値は1mAです。
【答え・ハ】
問題46
- アナログ形絶縁抵抗計電池内蔵を用いた絶縁抵抗測定に関する記述として,誤っているものは。
- イ.絶縁抵抗測定の前には,絶縁抵抗計の電池が有効であることを確認する。
- ロ.絶縁抵抗測定の前には,絶縁抵抗測定のレンジに切り替え,測定モードにし,接地端子(Eアース)と線路端子Lラインを短絡し零点を指示することを確認する。
- ハ.電子機器が接続された回路の絶縁測定を行う場合は,機器等を損傷させない適正な定格測定電圧を選定する。
- ニ.被測定回路に電源電圧が加わっている状態で測定する。
【解説】
誤っているのは二です。
正しくは
電源電圧が加わってない状態で測定する。
絶縁抵抗測定は、メガから高電圧をかけて行います。
従って絶縁抵抗測定は、停電状態で行います。
イ・ロ・ハは正しい記述なのでそのまま覚えましょう。
【答え・ニ】
問題47
- 使用電圧100Vの低圧電路に,地絡が生じた場合0.1秒で自動的に電路を遮断する装置が施してある。この電路の屋外にD種接地工事が必要な自動販売機がある。その接地抵抗値aΩと電路の絶縁抵抗値bMΩの組合せとして,「電気設備に関する技術基準を定める省令」及び「電気設備の技術基準の解釈」に適合していないものは。
- イ.a 600
b 2.0 - ロ.a 500
b 1.0 - ハ.a 100
b 0.2 - ニ.a 10 b 0.1
【解説】
下記表は暗記する必要があります。


問題文より
使用電圧100Vで地絡が生じた場合0.1秒で自動的に電路を遮断する装置が施してある。
となっているので表より接地抵抗は500Ω以下であることがわかります。
その時点でイの600Ωは不適合になります。
使用電圧100 Vとあるので絶縁抵抗は表より
0.1MΩ以上になります。
従ってロ・ハ・二は適合するので正しいです。
【答え・イ】
問題48
- 接地抵抗計(電池式)に関する記述として,誤っているものは。
- イ.接地抵抗計には,ディジタル形と指針形(アナログ形)がある。
- ロ.接地抵抗計の出力端子における電圧は,直流電圧である。
- ハ.接地抵抗測定の前には, 接地抵抗計の電池が有効であることを確認する。
- ニ.接地抵抗測定の前には,地電圧が許容値以下であることを確認する。
【解説】
イはその通りです。正しいです。
ロが誤りです。
接地抵抗計の出力電圧は、交流電圧です。
ハと二は常識で考えたら分かりそうな問題ですね。
電池の確認や電圧が許容値以下当たりは正しいとすぐわかると思います。
【答え・ロ】
問題49
- 工場の200 V三相誘導電動機(対地電圧200 V)への配線の絶縁抵抗値[MΩ]及びこの電動機の鉄台の接地抵抗値[Ω]を測定した。電気設備技術基準等に適合する測定値の組合せとして,適切なものは。
- イ.0.2 MΩ
300Ω - ロ.0.4 MΩ
600Ω - ハ.0.1 MΩ
200Ω - ニ.0.1 MΩ
50Ω
ただし,200 V電路に施設された漏電遮断器の動作時間は0.1秒とする。
【解説】
下記表は暗記する必要があります。


200 V三相誘導電動機(対地電圧200 V)とあるので300V以下のその他になります。
従って絶縁抵抗値0.2MΩ以上になります。
その時点でハと二は0.1Ωなので不適当になります。
次に接地抵抗ですが、問題より200V三相誘導電動機とあるので使用電圧は300V以下に該当します。
さらに、問題より200 V電路に施設された漏電遮断器の動作時間は0.1秒とする。
とあるので500Ω以下になります。
従ってイが正しいです。
【答え・イ】
問題50
- 単相交流電源から負荷に至る回路において,電圧計,電流計,電力計の結線方法として,正しいものは。




【解説】
ポイントは
- 電圧計は、並列
- 電流計は、直列
- 電力計は、電圧コイルは並列、電流コイルは直列
ロは電流計が並列なので誤りです。
ハは電流計が並列なので誤りです。
二が正しいです。
【答え・二】
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