令和5年過去問題ー計算問題以外の解説1
問題11
- ねじなし電線管の曲げ加工に使用する工具は。
- イ.トーチランプ
- ロ.ディスクグラインダ
- ハ.パイプレンチ
- ニ.パイプベンダ
【解説】
正しいのは二のパイプベンダです。
パイプベンダは金属管の曲げ作業に使う工具です。
イのトーチランプは硬質塩化ビニル管を熱して曲げるときに使います。
ロのディスクグラインダは金属板や金属管の切断やバリ取りや研磨するときに使います。
ハのパイプレンチは金属管にカップリングなどを取り付ける際に、菅を回す工具です。
【答え・ニ】
問題12
- ノックアウトパンチャの用途で,適切なものは。
- イ.金属製キャビネットに穴を開けるのに用いる。
- ロ.太い電線を圧着接続する場合に用いる。
- ハ.コンクリート壁に穴を開けるのに用いる。
- ニ.太い電線管を曲げるのに用いる。
【解説】
ノックアウトパンチャは鋼板に穴を開ける油圧式工具です。
従って正しいのはイです。
因みに
ロは手動油圧式圧着工具
ハはジャンピング
二はパイプベンダ
のことだと思います。
【答え・イ】
問題13
- 定格周波数60Hz,極数4の低圧三相かご形誘導電動機の同期速度[min-1>]は。
- イ.1200
- ロ.1500
- ハ.1800
- ニ.3000
【解説】
この問題は同期速度の公式を覚えておかないと解けません。
同期速度の公式は
Ns=120f/P
fは周波数、Pは極数
になるので
同期速度Nsは以下のようになります。
Ns=120 x 60 / 4
=7200 / 4 =1800min-1
【答え・ハ】
問題14
- 一般用低圧三相かご形誘導電動機に関する記述で,誤っているものは。
- イ.負荷が増加すると回転速度はやや低下する。
- ロ.全電圧始動(じか入れ)での始動電流は全負荷電流の2倍程度である。
- ハ.電源の周波数が60 Hzから50 Hzに変わると回転速度が低下する。
- ニ.3本の結線のうちいずれか2本を入れ替えると逆回転する。
【解説】
誤っているのはロです。
全電圧始動(じか入れ)での始動電流は全負荷電流の2倍程度である。
2倍ではありません。
全負荷電流の5倍から8倍程度と言われています。
あとのイとハと二は正しい記述です。
これは知識問題として知っておいてください。
なぜそうなるかは省略します。
第二種電気工事士試験ではそこまで問われませんので
【答え・ロ】
問題15
- 必要に応じ,スターデルタ始動を行う電動機は。
- イ.一般用三相かご形誘導電動機
- ロ.三相巻線形誘導電動機
- ハ.直流分巻電動機
- ニ.単相誘導電動機
【解説】
この問題はぜひペアで覚えておいてください。
スターデルタ始動といえば三相かご形誘導電動機です。
スターデルタ始動することにより始動電流を、3分の1に減らすことができます。
【答え・イ】
問題16
- 三相誘導電動機が周波数50 Hzの電源で無負荷運転されている。この電動機を周波数60 Hzの電源で無負荷運転した場合の回転の状態は。
- イ.回転速度は変化しない。
- ロ.回転しない。
- ハ.回転速度が減少する。
- ニ.回転速度が増加する。
【解説】

周波数が50Hzから60Hzに変更されています。極数に関する記載がございませんので極数は無視してよいと思います。
周波数は回転速度に比例します。
つまり50Hzのときは120 x 50=6000
60Hzのときは120 x 60=7200
になり
周波数が高くなると回転速度は増加することになります。
【答え・ニ】
問題17
- 組み合わせて使用する機器で,その組合せが明らかに誤っているものは。
- イ.ネオン変圧器と高圧水銀灯
- ロ.光電式自動点滅器と庭園灯
- ハ.零相変流器と漏電警報器
- ニ.スターデルタ始動装置と一般用低圧三相かご形誘導電動機
【解説】
イの組合せが誤りです。
ネオン変圧器」は、ネオン灯に使われるものです。
ロの組合せは正しいです。
自動点滅器は、暗くなったら照明を点灯させるものなのでよく庭園灯に使われます。
ハの組合せは正しいです。
零相変流器は漏れ電流を検出します。漏れ電流が検出されたら漏電警報器が作動します。
二の組合せも正しいです。
スターデルタ始動装置と三相かご形誘導電動機はペアで覚えておいてください。
スターデルタ始動装置を使うと、始動電流を3分の1にすることができます。
【答え・イ】
問題18
- 直管LEDランプに関する記述として,誤っているものは。
- イ.すべての蛍光灯照明器具にそのまま使用できる。
- ロ.同じ明るさの蛍光灯と比較して消費電力が小さい。
- ハ.制御装置が内蔵されているものと内蔵されていないものとがある。
- ニ.蛍光灯に比べて寿命が長い。
【解説】
直管LEDランプについての知識問題なので覚えておいてください。
誤っているのはイです。
LEDランプが優れているから蛍光灯ランプからLEDランプに変更されています。
従ってロ、ハ、二は正しいと分かります。
安定器を取り外したり、LED向けの配線工事をするなど、工事が必要なものもあります。
【答え・イ】
問題19
- 低圧電路に使用する定格電流30 Aの配線用遮断器に37.5 Aの電流が継続して流れたとき,この配線用遮断器が自動的に動作しなければならない時間[分]の限度(最大の時間)は。
- イ.2
- ロ.4
- ハ.60
- ニ.120
【解説】
以下の表を覚えておく必要があります。


定格電流30 Aなので、表の30A以下のところに該当します。
37.5 Aの電流が継続して流れたと問題ではなっているので
37.5/30=1.25
となり表より定格電流の1.25倍流れたところを確認すると60分になっているのがわかります。
【答え・ハ】
問題20
- 漏電遮断器に関する記述として,誤っているものは。
- イ.高速形漏電遮断器は,定格感度電流における動作時間が0.1秒以内である。
- ロ.漏電遮断器には,漏電電流を模擬したテスト装置がある。
- ハ.漏電遮断器は,零相変流器によって地絡電流を検出する。
- ニ.高感度形漏電遮断器は,定格感度電流が1 000 mA以下である。
【解説】
誤っているのは二です。
二は正しくは
高感度形漏電遮断器は、定格感度電流が30mA以下である。
あとのイとロとハは正しい記述です。
【答え・ニ】
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