令和4年午前過去問題解説
問題16
- コージュネレーションシステムに関する記述として、最も適切なものは。
- イ.受電した電気と常時連系した発電システム
- ロ.電気と熱を併せ供給する発電システム
- ハ.深夜電力を利用した発電システム
- ニ.電気集じん装置を利用した発電システム
【解説】
コージェネレーションシステム(コージェネ)とは、天然ガス、石油、LPガス等を燃料として発電し、その際に生じる廃熱も同時に回収するシステムのことを指します。
とあります。
したがってロが正しいです。
【答え・ロ】
問題17
- 有効落差100m、使用水量20m3/sの水力発電所の発電機出力[MW]は。
- イ.1.9
- ロ.12.7
- ハ.16.7
- ニ.18.7
ただし、水車と発電機の総合効率は85%とする。
【解説】
この問題は水力発電の出力の公式を覚えておかないと解けない問題です。
【水力発電の公式】
P=9.8QHη[kw]
- Q:水量(m3/s)
- H:有効落差(m)
- η:効率
P=9.8QHη[kw]
=9.8 x 100 x 20 x 0.85=16,660[kw]
単位が[MW]で求めないといけないので
16.7[MW]になります。
したがってハが正解です。
【答え・ハ】
問題18
- 架空送電線のスリートジャンプ現象に対する対策として、適切なものは。
- イ.アーマーロッドにて補強する。
- ロ.鉄塔では上下の電線間にオフセットを設ける。
- ハ.送電線にトーショナルダンパを取り付ける。
- ニ.がいしの連結数を増やす。
【解説】
知識問題なので正しいのはロです。
スリートジャンプ現象とは着雪が落下する時の反動で、電線が大きくはねあがる現象のことです。
つまり上下にはねあがったときに隣接する電線が接触して短絡事故が発生するので
電線間にオフセットを設けたり、相間スペーサを設置したりする必要があります。
【答え・ロ】
問題19
- 送電用変圧器の中性点接地方式に関する記述として、誤っているものは。
- イ.非接地方式は、中性点を接地しない方式で、異常電圧が発生しやすい。
- ロ.直接接地方式は、中性点を導線で接地する方式で、地絡電流が大きい。
- ハ.抵抗接地方式は、地絡故障時、通信線に対する電磁誘導障害が直接接地方式と比較して大きい。
- ニ.消弧リアクトル接地方式は、中性点を送電線路の対地静電容量と並列共振するようなリアクトルで接地する方式である。
【解説】
誤っているのはハです。
抵抗接地方式とは、中性点を、数百Ωの抵抗を接続して接地する方式です。
つまり数百Ωの抵抗を接続するのでそこに流れる地絡電流が小さくなります。
したがって
地絡故障時、通信線に対する電磁誘導障害は小さくなります。
【答え・ハ】
問題20
- 高圧受電設備の受電用遮断器の遮断容量を決定する場合に、必要なものは。
- イ.受電点の三相短絡電流
- ロ.受電用変圧器の容量
- ハ.最大負荷電流
- ニ.小売電気事業者との契約電力
【解説】
この問題も良く出題されますのでそのまま覚えておいてもいいと思います。
正しいのは、イの受電点の三相短絡電流です。
受電用遮断器は受電点で発生する1番大きな三相短絡電流を遮断します。
【答え・イ】
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