平成30年度
問題26
- 写真に示す配線器具を取り付ける施工方法の記述として、不適切なものは。
- イ.定格電流20Aの配線用遮断器に保護されている電路に取り付けた。
- ロ.単相200Vの機器用コンセントとして取り付けた。
- ハ.三相400Vの機器用コンセントとしては使用できない。
- ニ.接地極にはD種接地工事を施した。
【解説】
写真のコンセントは、単相200V30A引掛形接地極付コンセントです。
30Aなので、定格電流20Aの配線用遮断器で保護することはできません。
【答え・イ】
問題27
- ライティングダクト工事の記述として、不適切なものは。
- イ.ライティングダクトを1.5mの支持間隔で造営材に堅ろうに取り付けた。
- ロ.ライティングダクトの終端部を閉そくするために、エンドキャップを取り付けた。
- ハ.ライティングダクトにD種接地工事を施した。
- ニ.接触防護措置を施したので、ライティングダクトの開口部を上向きに取り付けた。
【解説】
ライティングダクトは何を施しても絶対に開口部を上向きに取り付けてはいけません。
【答え・ニ】
問題28
- 合成樹脂管工事に使用できない絶縁電線の種類は。
- イ.600Vビニル絶縁電線
- ロ.600V二種ビニル絶縁電線
- ハ.600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線
- ニ.屋外用ビニル絶縁電線
【解説】
合成樹脂管工事に限らず、屋外用の電線(OW)は使用場所が限られており合成樹脂管工事でも使用することはできません。
- 絶縁電線の種類
- 600V二種ビニル絶縁電線(HIV)
- 600Vビニル絶縁電線(IV)
- 600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線(EM-IE)
- 屋外用ビニル絶縁電線(OW)
【答え・ニ】
問題29
- 点検できる隠ぺい場所で、湿気の多い場所又は水気のある場所に施す使用電圧300V以下の低圧屋内配線工事で、施設することができない工事の種類は。
- イ.金属管工事
- ロ.金属線び工事
- ハ.ケーブル工事
- ニ.合成樹脂管工事
【解説】
点検できる隠ぺい場所で、さらに湿気の多い場所(または水気のある場所)での低圧屋内配線工事が可能な工事は次の通りです。
- 合成樹脂管工事
- 金属管工事
- 金属可とう電線管工事
- がいし引き工事
- 使用電圧は300V以下
- 乾燥した場所で、展開した場所か点検できる隠ぺい場所に限られます。
【答え・ロ】
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